書類に書くような単語は、3つのポイントをおさえれば簡単にできちゃいます:
- 主語をIやweなど自分(第一人称)にしないこと
- Pleaseを使わないこと
- 意見を述べるときは”It is…”
なぜ使わないのかを理由までわかればもう使わなくなることでしょう。

これをマスターすれば簡単に書類っぽい英語が書けますよ!
ポイント①主語を自分以外にする
主語をIやWeなどの第一人称にしないのは資料英語の重要なポイントです。
なぜかというと、誰が話しているかは書類の内容には大体の場合関係ないからです。
主語にするべきはその書類の内容であり、執筆者ではないのです。
例えば:
「私はXXXを行いました」
「XXXが行われました」
最初の文は読書感想文のようですが、2番目の文は書類に書かれていてもおかしくないでしょう。
誰がやったかではなく、XXXが行われたことが重要であるため、こう表記します。
特に学術的な論文は誰が言っているかは関係なく、どういう研究がされたかが重要であるためIや Weは滅多に見ません。
これを意識するだけでも書類に書くビジネス英語に近づけるでしょう。
感想文を書く場合は自分が何を思ったかが主題であるためIを使っても問題ないですよ!
ポイント②Pleaseは使わない
手順書でpleaseは不要です。
日本語でも、家電製品のマニュアルや手順書で「XXXをお願いします」とは書きませんよね。
マニュアルや手順書は簡潔でわかりやすくするのが重要なので、pleaseなど余計な言葉はいりません。
例:
Please fill the below form
Fill the form
口頭で説明する場合はpleaseをつけた方がいいでしょう!
ポイント③意見を述べるときはIt is XXX
一人称使えないのに自分の意見を述べたい場合どうすればいいんだ?と思う方もいるでしょう。
その場合は魔法の言葉”It is…”を使いましょう。
例1:
I think plan A is better than B because XXX
私はプランAよりもプランBが良いと思います。なぜならXXX
It is thought that plan A is better than B because XXX
XXXによりプランAはプランBより良いと思われます。
It is certain that plan A is better than B because XXX
XXXによりプランAがプランBより良いのは確実です。
例2:
I think it is difficult to do plan A because XXX
XXXにより、プランAを実行するのは難しいと私は思います。
It is difficult to do plan A because XXX
プランAはXXXにより実行するのは難しいです。
もしIt isがどうしても使えない場合は、第一人称を”One”で置き換えることもできます。
I think it is difficult to do plan A because XXX
XXXにより、プランAを実行するのは難しいと私は思います。
One thinks it is difficult to do plan A because XXX
XXXにより、プランAを実行するのは難しいと思われます。
まとめ
メールやチャットでは話すように書いても問題ありませんが、書類では以下のポイントを意識しましょう:
- 主語をIやweなど自分(第一人称)にしないこと
- Pleaseを使わないこと
- 意見を述べるときは”It is…”


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